春日山親方に辞任勧告

 日本相撲協会は12日に両国国技館で開いた臨時理事会で、春日山親方(39 元幕内浜錦)・本名高浜竜郎に対する辞任勧告を全会一致で決議、本人に勧告しました。

 春日山親方は1999年3月場所に幕下付出で初土俵を踏み、浜錦の四股名で幕内を7場所務め、最高位は東前頭11枚目。2012年に引退して年寄春日山を襲名することが承認され、協会理事に専念する雷(元春日富士)に代わり、春日山部屋の師匠となりました。

 しかし、間借りしている春日山部屋敷地の賃料未払い問題で先代春日山の岩永祥紀に提訴され、高浜は逆に岩永に年寄名跡・春日山の証書の引き渡しを求めて提訴。賃料未払い問題は、賃貸契約を解除して未払い分1740万円を支払い、部屋を引き払うことで和解。一方証書の引き渡しについては、横浜地方裁判所は部屋継承の対価が「1億8000万円は下らない」とし、高浜に対して未払いの1億7160万円を支払うよう言い渡しました。

 親方になったはずなのに、年寄名跡証書を所有しておらず、さらに部屋を離れて生活し、秋場所中に部屋を訪れていなかったりと、師匠のつとめを果たしていないことが問題視され辞任勧告となりました。しかし、親方に辞任勧告とか聞いた事がありません。

ノーベル賞2016、化学賞と物理学賞決定

 スウェーデン王立科学アカデミーは5日、2016年のノーベル化学賞を、ストラスブール大学(フランス)のジャンピエール・ソバージュ名誉教授(71)、ノースウエスタン大学(アメリカ)のフレーザー・ストダート教授(74)、フローニンゲン大学(オランダ)のベルナルド・フェリンガ教授(65)ら3名に送ると発表しました。

 受賞理由は、機械のように動く分子を人工的に効率よく合成することに成功した「分子機械の設計と合成」。

 ソバージュ氏はリング状の分子を効率よく結合させることに成功。ストダート氏はリング状の分子に軸を通し、エレベーターのように動く分子などを作成。フェリンガ氏はヘリコプターの回転翼のように動かすことの出来る分子を作成しました。実用化されれば、超小型コンピューターやナノメートル(1ミリの100万分の1)サイズの機械開発に繋がると期待されています。

 また、ノーベル物理学賞はワシントン大学(アメリカ)のデービッド・サウレス名誉教授とプリンストン大学(アメリカ)のダンカン・ホールデン教授、ブラウン大学(アメリカ)のマイケル・コスタリッツ教授の3名に送られました。授賞理由は「物質のトポロジカル相とトポロジカル相転移の理論的発見」。

 ノーベル化学賞の受賞理由となった分子機械では、九州大学の新海征治特別主幹教授など、日本人研究者も世界的に注目される成果をあげていますが、残念ながら受賞はなりませんでした。

 また、物理学賞は2014年と2015年に日本人が連続受賞しましたが、3年連続受賞はなりませんでした。

最大8万人の難民申請者を国外退去へ

 スウェーデンのアンデシュ・イーゲマン内相が27日に発表した所によると、2015年に同国に到着した移民のうち、難民申請が却下された6万~8万人を国外退去処分とする方針だそうです。

 人口約980万のスウェーデンは、欧州連合加盟国のなかで人口比に対する難民受け入れ数の割合が最も高い国の一つで、昨年は16万人以上の難民申請者を受け入れました。しかし、身寄りのいない14~17歳の子どもたちが暮らす難民施設で25日、難民の少年が女性職員を刺殺する事件が起こるなど、受け入れの限界を主張する声が高まっています。

 移民に寛容と言われるスウェーデンもいよいよ限界ということでしょうか。4日からは国境での写真付き身分証明書による身元チェックが導入され、スウェーデンに入国する移民の数は大きく減少していますが、それでも増え続けている事に代わりはありません。

 ただ、退去させると言っても人数が人数なので大変な事です。チャーター機を使っても、全員を退去させるまでには、数年を要すると見られます。