84歳ストーカーに実刑判決

 元交際相手に繰り返し電話をかけたとして、ストーカー規制法違反に問われた島田市野田の無職鈴木菊次被告(84)に対し、静岡地裁(安福幸江裁判官)は24日、「女性の恐怖や不安は著しい」として懲役8月(求刑・懲役1年)の実刑判決を言い渡しました。

 判決によると、鈴木被告は県公安委員会から禁止命令を受けていたにもかかわらず、昨年12月22日~今年2月10日、6回にわたり、元交際相手の女性(当時60代)の携帯電話や勤務先に電話をかけたと言う事です。

 鈴木被告は同じ女性に対するストーカー行為で執行猶予判決を2回受けており、今回は2回目の判決を受けてから、僅か9日後に電話をかけ始めていたという。
 弁護側は「高齢で反省している」として寛大な判決を求めていましたが、安福裁判官は「動機は女性との復縁を求めたもので、特段配慮の余地はない」と判断しました。
 判決が確定すれば、これまでの執行猶予は取り消されるため、懲役期間は計2年6月となります。

 これも、ストーカーには注意や警告が無力であると言う典型的なケースです。有罪判決(思考猶予付き)さえ効果が無く。判決の9日後に電話をかけるのですから、反省以前に、多くのストーカーがそうであるように罪悪感が欠落しています。