カフェイン入り栄養飲料の危険性

 「高濃度のカフェイン入り栄養ドリンクを日常的に飲むと、アルコール依存症になって過剰飲酒の習慣に陥る危険性が極めて高くなる」とする研究結果があります。

 アメリカのメリーランド大のアメリア・アリア氏率いる研究チームは、大学生1000人以上を対象にカフェイン入り栄養ドリンクの消費と飲酒に関する調査を行った結果、カフェイン入り栄養ドリンクを毎日または週に1度以上飲んでいる学生では、たまにしか飲まない、または全然飲まない学生に比べて、アルコール摂取の量も頻度も多く、アルコール依存症になる確率も高いことがわかりました。

 更に、カフェイン入り栄養ドリンクの消費量が多い学生ほど、意識を失ったり、二日酔いで授業を休んだりといったアルコールにまつわる問題が多く見られ、自傷行為も起こしやすかったとの事です。

 ある研究者によると、こうした栄養ドリンク1本にはコーヒー2~3杯分のカフェインとビール3本分のアルコールが含まれているといいます。

 アメリカでは、主に若者向けに販売されている栄養ドリンクに危険性が指摘され、ミシガン、ニューヨーク、オクラホマ、ユタ、ワシントンの5州と一部の大学では、アルコールとカフェインを混ぜ合わせた栄養ドリンクについて発売を禁止しています。