クレーン暴走事故に懲役7年

 栃木県鹿沼市で4月、登校中の児童の列にクレーン車が突っ込み6人が死亡した事故で、宇都宮地裁の佐藤正信裁判長は19日、自動車運転過失致死罪に問われた同県日光市の元運転手、柴田将人被告(26)に求刑通り懲役7年を言い渡しました。

 この事故、2011年4月18日に、国道293号にて集団登校中だった20人あまりの生徒の列に12トンクレーン車(ラフテレーンクレーン)が突っ込みお、生徒のうち6人がはねられ全員が死亡したもの。単独事故での6人死亡は過去に例がない大惨事でした。

 柴田被告は原付免許を取得したころから事故を起こしており、今回の事故の前にも小学生をはね重傷を負わせる事故を起こし、有罪判決を受け執行猶予中でした。過去10年間に12回の事故を起こす常習犯で、医師からは何度も運転をしないように注意を受けていたと言う事です。しかも、事故の前日は深夜までチャットをし、睡眠時間は3時間半程度で、てんかんの薬も飲み忘れていました。

 当初危険運転致死罪の適応が検討されましたが、最終的に危険運転は適用されず、懲役7年の判決。交通事故の常習者が6人も殺して7年、遺族でなくともやりきれない思いになる事件です。