日本女子ゴルフツアー、7週連続外国勢が優勝

 17日に終了したゴルフ・ニチレイレディース(千葉袖ヶ浦CC新袖=6548ヤード、パー72)で、首位と3打差の4位から出た韓国のシンヒョンジュ(31)が6バーディー、1ボギーで回り、通算11アンダーで逆転優勝しました。これにより国内女子ゴルフツアーは、外国勢が史上最長の7連勝となりました。

 国内女子ゴルフツアーはは今季韓国勢が8勝、中国のフォン・シャンシャンが1勝と、外国勢は15戦のうち合計9戦を制しています。またアメリカ女子ゴルフの賞金10傑でも、日本でも活躍するシン・ジエら韓国勢は最多の4人が名を連ねています。ジュニア時代から英才教育を受け、ハングリー精神も旺盛な韓国勢による日本ツアー席巻は、ゴルフのグローバル化が進んだ結果とも言えそうです。

 アメリカ・ツアーは2008年の34試合、賞金総額5950万ドルから、今季は27試合、4700万ドル(約37億4000万円)に減少していることが、これら外国勢の日本進出が増えた理由の一つになっていると言われます。
 ところが、世界的な不況が続く中にあって、日本ツアーは今季全35試合が予定され、賞金総額は前年比約8300万円増の約29億5900万円と、まずまずの高水準を維持しています。しかも円高の影響もあって海外の選手からは魅力的に映っているようで、今季の賞金シード50人中、外国勢は過去最多の23人となっています。

 昨今の外国勢の活躍について、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は「選手にとっては日本にいながら世界に通用する力をつけられるチャンス」と前向きに捉えていますが、ビデオリサーチ調べによる最終日のテレビ視聴率は昨季の平均7.1%から今季は5%台前半に下降しています。このまま外国勢の優勝が続いてファンが離れればスポンサー離れも招きかねず、あまり悠長に構えてはいられません。