最大8万人の難民申請者を国外退去へ

 スウェーデンのアンデシュ・イーゲマン内相が27日に発表した所によると、2015年に同国に到着した移民のうち、難民申請が却下された6万~8万人を国外退去処分とする方針だそうです。

 人口約980万のスウェーデンは、欧州連合加盟国のなかで人口比に対する難民受け入れ数の割合が最も高い国の一つで、昨年は16万人以上の難民申請者を受け入れました。しかし、身寄りのいない14~17歳の子どもたちが暮らす難民施設で25日、難民の少年が女性職員を刺殺する事件が起こるなど、受け入れの限界を主張する声が高まっています。

 移民に寛容と言われるスウェーデンもいよいよ限界ということでしょうか。4日からは国境での写真付き身分証明書による身元チェックが導入され、スウェーデンに入国する移民の数は大きく減少していますが、それでも増え続けている事に代わりはありません。

 ただ、退去させると言っても人数が人数なので大変な事です。チャーター機を使っても、全員を退去させるまでには、数年を要すると見られます。