好調の本田をイタリア紙が特集

 ACミランの日本代表MF本田圭佑がセリエA開幕2試合連続ゴールを決め、その評価が一変しています。

 イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」は特集を組み「3週間前に本田がインザーギ監督のスタメンになると予想した人間は手を挙げろ! そうだ。誰もいなかった。」とし、本田を「この日本人はどこかの誰かが年俸を出して、マーケティングでアジア市場に基盤を作るためのミステリアスな存在だった」と、スポンサー目的の選手という位置付けだったことを指摘しました。しかし、「今この日本人は右ウイングでプレーしている。特別、好きなポジションではないが、素晴らしいプレーをしている」と絶賛、「今やミランは本田なしでは考えられない」とまで評価しています。

 移籍一年目の昨シーズン、本田は期待されたパフォーマンスを発揮出来ず評価を落としていましたが、インザーギ監督との相性が良かったのでしょうか?、今シーズンは別人のような活躍を見せています。しかし、ポジション争いは予断を許さない状況で、足首の捻挫で戦線を離脱しているフェルナンド・トーレスと、ステファン・エルシャラウィが復帰した場合、本田がどうなるかは不透明です。

亀田ジム追放処分

 日本ボクシングコミッション(JBC)は4日に都内で倫理委員会及び資格審査委員会を開き、亀田ジムの関係者に交付している各種ライセンスについて停止、もしくは取り消しとする処分を下すことを決定しました。

 処分の対象となったのは、昨年12月2日に行われたWBA、IBF世界スーパー・フライ級統一戦で起きた事態。この統一選でWBA王者のリボリオ・ソリスが計量に失敗、試合前にタイトルを剥奪されたが、統一戦は行われることになったのが始まり。前日のルールミーティング終了後に、WBA・IBF・JBCの3者の代表が揃って行われた記者会見で、IBF王者の亀田大毅選手が負けた場合、同王座は空位になると発表されました。ところが、試合後にIBFの立会い人であるリンゼイ・タッカー氏が「試合前の時点でタイトルは保持されていた」と、前言を撤回したものです。

 その後、試合を統括管理しているJBCは、IBF本部に経緯説明を求めるなど原因調査に乗り出しましたが、亀田陣営は「事前に負けても防衛ということを知っていた。その確認もしていた」と発言。また、セコンドライセンスを剥奪されている父の亀田史郎氏が、一部メディアに「総括していたJBCが悪い」などJBCを侮辱する発言を行ったことから、JBCは亀田ジム側に対して事情を聴取したい意向を伝えました。しかし、亀田陣営がこれを拒否。このためJBCは、聴聞に応じない場合は、JBC側がなんらかの処分を決定すると言う最後通告となる文書を送付していました。

 これまでも度々トラブルを起こしてきた、日本ボクシング界のトラブルメーカー「亀田一家」に、遂に追放処分が降されるときが来たようです。

楽天イーグルス、9年目の日本一

 プロ野球の日本一を決める日本シリーズは3日に最終の第7戦が行われ、東北楽天ゴールデンイーグルスが3-0で勝利し、初の日本一となりました。

 初戦は0-2で巨人が、第2戦は2-1で楽天が勝利。第3戦は東京ドームに移って楽天が1-5で連勝。第4戦は6-5で巨人、第5戦は2-4で楽天が勝って3勝2敗とし、王手をかけて仙台へ戻って第6戦は今季無敗のエース田中将大が先発。日本一へのお膳立てが整いましたが、この試合で巨人打線が田中を攻略、2-4で勝利して3勝3敗の五分に戻し、決着が最終の第7戦へもつれ込みました。その第7戦では、美馬が先発、中継ぎで則本、最後は前日の第6戦で敗戦投手となりながらも160球を投げて完投した田中が登板して巨人打線を完封、4勝3敗でシリーズを制しました。

 巨人は最後まで打線が低調、特に阿部が完全に押さえ込まれて得点力が低下したうえ、杉内が2度先発して2度とも2回持たずにノックアウトされるなど主力が不調で楽天の勢いを止められませんでした。MVPには先発で2勝を挙げた楽天の美馬が選ばれています。

 楽天は9年前に起きたオリックスと近鉄の合併に伴って新規参入した、日本プロ野球で最も新しい球団。当初は選手も分配ドラフトの40人のみで、バッティングピッチャーや球拾いもいない有様。創設1年目には97敗を記録してダントツの最下位でしたが、あれからよくここまでたどり着いたものです。震災の復興途上にある東北にとっても力となるでしょう。