司会と報道陣が応酬

 日本大学アメリカンフットボール部の前監督とコーチの二人が開いた緊急記者会見に批判が集中しています。

 会見に出席したのは同部前監督の内田正人氏とコーチの井上奨氏ですが、最も批判を浴びたのは司会をした同大学の広報担当者でした。

 記者から厳しい質問が飛ぶと、司会者が「同じ質問が繰り返されるなら会見を打ち切ります」と威圧。それでも記者が質問を続けると「やめてください」と質問を遮りました。

 時には中田前監督が質問に答えようとするのを遮り、前監督が苦渋の表情を見せる場面もありました。記者から「その発言で日大のブランドが下がるかも知れない」と指摘されると「下がりません」と断言、記者席から失笑が漏れる有様。

 日大側の一連の対応は、当初から危機管理に完全に失敗していると指摘されていたのですが、この記者会見の司会の態度はその極めつけと言って良いものでした。

 納得できないことを理由に同じ質問を繰り返す記者の態度もどうかと思いましたが、司会者の対応も疑問に答えるとか説明をするという前提ではなく、あくまで大学と前監督とコーチを記者から守る、と言う態度ですから。

 日大には危機管理学部と言う学部もあるのですが、誰か適切なアドバイスをする人間はいなかったのでしょうか?。

春日山親方に辞任勧告

 日本相撲協会は12日に両国国技館で開いた臨時理事会で、春日山親方(39 元幕内浜錦)・本名高浜竜郎に対する辞任勧告を全会一致で決議、本人に勧告しました。

 春日山親方は1999年3月場所に幕下付出で初土俵を踏み、浜錦の四股名で幕内を7場所務め、最高位は東前頭11枚目。2012年に引退して年寄春日山を襲名することが承認され、協会理事に専念する雷(元春日富士)に代わり、春日山部屋の師匠となりました。

 しかし、間借りしている春日山部屋敷地の賃料未払い問題で先代春日山の岩永祥紀に提訴され、高浜は逆に岩永に年寄名跡・春日山の証書の引き渡しを求めて提訴。賃料未払い問題は、賃貸契約を解除して未払い分1740万円を支払い、部屋を引き払うことで和解。一方証書の引き渡しについては、横浜地方裁判所は部屋継承の対価が「1億8000万円は下らない」とし、高浜に対して未払いの1億7160万円を支払うよう言い渡しました。

 親方になったはずなのに、年寄名跡証書を所有しておらず、さらに部屋を離れて生活し、秋場所中に部屋を訪れていなかったりと、師匠のつとめを果たしていないことが問題視され辞任勧告となりました。しかし、親方に辞任勧告とか聞いた事がありません。

高橋監督就任会見

 プロ野球の東京読売巨人軍の監督に就任した高橋由伸(40)の就任会見が26日、都内ホテルで行われました。

 会見で高橋新監督は「今季限りで現役を引退しまして、監督を務めさせていただきます。高橋由伸です。大変重い、責任ある役割。とにかく先輩方の伝統を守りつつ、自分らしさを出しながら。覚悟を持ってまい進したい」と語りました。

 高橋由伸は慶應義塾大学野球部で六大学野球3冠王に輝き、田淵幸一の持つ東京六大学リーグ本塁打記録を更新するなど活躍。1997年ドラフト会議の目玉選手として争奪戦が繰り広げられましたが、最終的に巨人を逆指名して入団しました。
 入団初年からレギュラーで出場、規定打席に到達して打率3割、19本塁打、75打点を記録。新人王は同期入団で同じ六大学のライバルだった川上憲伸(中日ドラゴンズ)に譲りましたが、異例とも言えるセントラル・リーグ特別表彰を受賞、同時に新人外野手としては史上初のゴールデングラブ賞を受賞しました。

 18年間の現役生活で1753安打、321本塁打、通算打率2割9分1厘、981打点。その打撃センスは誰もが天才と認める物でしたが、持病の腰痛もあって2000安打には届かず打撃タイトルの獲得も無し。無冠の天才と呼ばれました。

 今シーズンも左の代打の切り札として活躍、来シーズンも現役を続ける以降でしたが、原前監督の退任に伴い、球団から新監督就任の要請を受けて現役を断念、リーグ最年少監督の誕生となりました。