セウォル号のオーナー、亡命申請を拒否される

 韓国検察が3日に明らかにした所によると、国の旅客船セウォル号沈没事故で、横領、脱税、背任容疑で指名手配中の運航会社「清海鎮(チョンヘジン)海運」の実質的オーナー兪炳彦(ユビョンオン)氏が、韓国駐在の外国公館に亡命申請し拒否されていたそうです。

 韓国検察は当該国の特定は避けましたが、兪氏の関係者が先週、駐韓国外国大使館に政治亡命の可能性を打診したものの、大使館側は「刑事犯」を理由に拒絶したのだそうです。

 この兪炳彦と言う人物、過去に常習詐欺で懲役4年の刑を受けています。さらに、1990年代にはセモグループを設立。一時は造船や建設、遊覧船、海運などに進出するほど規模を拡大しましたが、漢江遊覧船事故で経営難に陥って1997年に不渡りを出し破綻しています。つまり、以前も船の事故をきっかけに事業が破綻しているのですね。にもかかわらず、その教訓を全く生かせず大惨事を引き起こした。そして、司法の手が及ぶと姿を隠して亡命申請。経歴だけ見ると、実に怪しげな人物です。

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